社会科研究会ホームページ (http://oh-syaken.com/)について
−XOOPS導入秘話−
1 社会科研究会のホームページを立ち上げる
社会科研究会のホームページはホームページプロジェクト委員会によって、2002年の9月2日に暫定版を大阪府立阪南高等学校のホームページスペースの一部(約10)を借りてスタートいたしました。地理、歴史、政治経済、倫理の代表者が各部会のホームページを作成し、全体の行事案内を掲示するメインページのメニューからリンクするというモジュール形式で作成いたしました。
2 独自ドメイン、レンタルサーバーでの運営へ
続いて、2003年3月に独自ドメイン(oh-syaken.com)を取得し、レンタルサーバーにホームページを移しました。2003年の5月の総会で正式版のプレゼンが行われ、ホームページの管理運営は機関誌委員会に移管されました。
当初から、研究会ホームページを本研究会情報の集約の場所、及び、コミュニティサイトにすべく、その方法を模索しておりました。誰でも書き込める掲示版の管理の問題をクリアーするために認証式の掲示板や登録型のメーリングリストのテストを行いましたが、認証式の掲示板は使い勝手が悪く、閉鎖的で活性化しませんでした。また、メーリングリストに至っては利用希望者がほとんど無いという状況でした。管理者のみが、ホームページを作成すると状況では、多彩な社会科研究会の諸活動を十分に紹介できないという問題がありました。掲示板で、積極的な交流がなされ、教材等を登録し、互いに使用を認めるようなホームページを作成したいと念願し、いろいろな方法を試みておりました。
3 XOOPS(ズープス)での運営へ
ちょうどこの頃、フリーのCMS(コンテンツマネジメントシステム)が提供されるようになりました。最初に導入を試みたのはManboというシステムでした。簡単に設置でき、デザイン的にも優れていたのですが、利用実績が少なく(情報が少なく)、カスタマイズはうまくできませんでした。XOOPSに触れたのはちょうどその頃でした。本も出版され、その情報をたよりに、自宅のパソコンにApache、PHP、MySQLを導入してテストをしていました。登録や書き込みの場合、自分のメールを明らかにしてログインする必要があるなど、悪戯防止の工夫もあり、何とか使えるのではという感触を得ましたが、研究会ホームページをXOOPSで運営する踏ん切りは付きませんでした。
このような中で、2004年2月に文部科学省の教育情報共有化促進モデル事業の話が来ました。ホームページでの教育情報の共有化にはまさにXOOPSが打って付けではと思えました。トントン拍子に話が進み、文部科学省の事業指定を受けました。
実際にXOOPSで研究会のホームページに導入したのは、事業が動き出してからでしたので、今から考えれば、利用実績がないのにもかかわらず踏み切るという危ない橋を渡ったと思います。XOOPSの導入は、レンタルサーバーの自動インストールを用いました。当初うまく情報が送れないという現象が発生し、一時はダメかとあきらめる寸前まで行きましたが、アンチウイルスソフトとの干渉の問題であることに偶然気づき、一時的にその機能を停止する方法でうまくいく方法を発見しました。(現在ではもっとスマートな方法が書籍で公開されています)
4 myAlbum-p
会員が持つ画像コンテンツを登録するシステムとして、当初、PHPによる自作のソフトを考えていましたが、機能が貧弱でとても使用に耐えるものではありませんでした。XOOPS日本公式サイト(http://jp.xoops.org/)のフォーラムでフリーの画像登録システムを探していたところ、myAlbum-pという優れたモジュールがあることを知りました。非常に優秀なモジュールで、導入やトラブルの際に、直接、この作者に、対処方法を聞くことができました。
XOOPSやmyAlbum-p のような優秀なソフトをフリーで提供して頂きましたことに衷心
よりお礼申し上げます。
5 ホームページのリニューアル
フォーラムはXOOPSに付属のものを使い、他に、自由に文書等を書き加えて行けるWIKIを導入して、6月にオープンしました。しかし使用方法の広報にまで手が回らず、なかなか、事業の主旨を説明して、コンテンツを登録してもらうには至りませんでした。呼び水として、ある程度のコンテンツの登録も必要だと思い、自分の持っている身の回りの画像コンテンツを片っ端からUPするという苦しいながらも充実した日々がかなりの間続きました。
古いスライドをスキャナーにかけ、カビをレタッチで修正するという方法で、生き返ったコンテンツが多くあります。撮影しようとなおしておいた鯨肉の缶詰を子どもが食べていて撮影できす、子どもを叱りつけたりということもありました。
バラバラでいざ使おうとなると見つからないというコンテンツも研究会HPに登録しておくといつでも使えるようになります。このようにして400枚余りの画像をUP致しました。どのように活用できるかという活用事例を集める迄には至りませんでした、コンテンツに関するコメントやお礼の言葉をいただいました。夏休み頃から、泉州に強いkisoliさん、つづいて投稿数第2位のHanakoさん、新興のKossyさんらが貴重な画像コンテンツをUPされ、私(tank03)の出番が相対的に減り(少し寂しいですが)、活性化してきました。
6 XOOPSのメンテナンス、改良
現在も優秀なモジュールの提供や、バージョンアップが続いています。6月のオープンしてから、共有化の会計等、マネジメントの仕事が多くなり、残念ながら、ホームページの改良がほとんどできないという状況が続きました。また、バックアップが重要な課題となっています。万一のサーバートラブルの際にも、内容が失われない工夫が必要となってきました。
文部科学省の予算のお陰で、3月中旬までは、バックアップ付き大容量のサーバーを使うことができました。容量のことなど気にする必要が全くない状況でしたが、また、最初に戻ることになりましたが、サーバー代金は同じでも、この1年間で借りれる容量は2.5倍の500MBになっており、内容を整理すればあとしばらく(2005年度中)は大丈夫だと思います。しかしながら、サーバーの確保は避けて通れない問題です。
ホームページ上では平成16年度の本共有化事業を継続を考えています。指導案や画像コンテンツも引き続き登録があります。ホームページの管理、運営は研究会の機関誌委員会で行います。また、本事業で資料のために購入致しました多くの図書について共有化のシステム構築を考えていましたが、事業期間内には具体的な成果が出せませんでしたので、引き続き機関誌委員会で図書の共有化の研究を行っていきたいと考えています。
本事業で得られた財産を元に、再度原点に立ち返り、使いやすく親しみやすくて興味深いバランスのとれたホームページを目指していきたいと思っています。 (田中清隆)